フェリカスピコのライティング教室

人工光ライティング教室

2017/01/27

教室のこと

こんにちは、フェリカスピコの佐藤です。
昨日は自由が丘スタジオで「人工光ライティング教室」を開催しました。

フェリカスピコの体験教室では基礎の次の古株がこの「人工光ライティング教室」なのです。

内容は照明機材をそもそもなぜ使うのかという根本的なことから、じゃあどんな種類があって、それぞれの長所短所はどうなっていて、どう使い、それを使うとどんな写真になって、結局どこで買うのがお得なの?というところまで、具体的に5時間もかけてひたすら勉強をしていきます。

この教室をやり始めたきっかけは、シンプルに「夜撮影するにはどうすればいいのですか?」という質問がとても多かったからでした。いまでも同様の質問は止むことはなく、まずは自然光の基礎を受けていただき、そのあと、じっくりと道具を使ったライティングについて学んでいただくという流れにしています。

これはLEDを使って撮影した写真。ストロボでも撮影します。

これはLEDを使って撮影した写真。参加者の皆さんにも撮っていただきます。

 

教室では撮影する実技も大事ですが、道具を実際に触って組み立ててみたりすることも大切なことだと思うので、教室ではライトスタンドの広げ方など、超基礎からやっていただいています。せっかく「いい道具だな、自分も購入してチャレンジしてみよう」と思ってくださったのに、いざ購入したら「使い方がよくわからない〜」では困りますからね。

道具の組み立てからやっていただきます。みんな集中しています。

道具の組み立てからやっていただきます。みんな集中しています。

 

ライティングの道具には色々な種類があり、選りすぐりのものを複数ご紹介しています。もちろん私も実際使ってみて使いやすや、写真への影響、お値段の面で良いと判断し納得したものだけお伝えしていくようにしています。世の中いろいろなものがありすぎるくらいあり、Amazonなどにも照明機材はわんさか売っていますが、その区別がつかない方には是非きていただきたい教室でもあります。私も教室で使えるかなと思い購入したけど、時に失敗することもあり、そんな時は皆さんにご紹介しません。要するにライティングの教室で選んでお伝えしているものは、私の失敗や経験も含まれているので、間違えた買い物をすることが少なくなるのではないでしょうか。もちろん私の偏見もあるとは思うので、全部鵜呑みにはしないでくださいねともお伝えしています。

左はストロボ壁バウンス。右はバンクを使ったストロボ撮影。

左はストロボ壁バウンス。右はバンクを使ったストロボ撮影。さきほどはLEDでしたが、同じ被写体を違う照明機材で撮影し、ご自身のカメラで何が違うのかを知っていただきます。

 

他、そもそも照明機材を持っている方もいらっしゃるので、その場合は、もっとこいう組み合わせにした方がよいという提案を私の方から積極的にしていきます。プロが使うような難しかったり、高かったりする道具でなくとも、自分たちが撮りたい写真にすることはできると思います。道具を使うので、ややハードルが高いと思われているところがあるのかと感じていますが、そんなこともなく、わからない方に合わせて進めていきますので、人工光ライティング教室もどうぞよろしくお願いいたします。2月は23日に昨日と同様の自由が丘スタジオで行いますので、奮ってご参加ください。

夜に昼間のような撮影ができるようになったらきっと役に立つのではないかと思うのです。

 

About Us

日本大学芸術学部卒業後、2003年に独立。広告、書籍、雑誌、web、などで撮影活動中。2011年に、フードフォト専門の写真教室「フェリカスピコ」を設立し、約4000人の受講者がいる。

Apple Store表参道、渋谷ヒカリエのイベント内でのレッスンも。「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日)、「Rの法則」(NHK)などメディア出演も多数。
> 料理専門の写真教室 フェリカスピコ

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