ドローンを手に入れました。

今年は仕事でボーナスをいただいたので、自分にクリスマスプレゼントを！
悩みに悩んで、普段やれないことなんだけど興味のあることということで、小さめのドローンを購入してみました。

軽量で法律的にも離陸許可が不要なタイプのドローン

実は以前からドローンは、超高価なものか、玩具みたいなものか、真ん中くらいのちょうどよい機種がないなと悩んでいたのですが、ちょうどfacebookにアップしている方がいらして、Dobbyというものに即決しました。

以前先輩に見せていただいた一眼レフを搭載できる本格的なドローン。お値段も半端ないです。

そもそもなんでドローンなのかというのは、ただの興味本意的なところがあり、カメラマンとして流行をみていると、動画撮影もドローンも経験はしておいた方が仕事的には古い時代においてけぼりにならないからいいかなと思っていたのです。

箱と中の梱包などiPhoneにそっくりでした(笑)

このDobbyというドローンは、機体が200g以下で、法的には離陸許可が不要なタイプで、さらによいところはカメラの画素数が1300万画素あり、それなりに撮った写真を引き伸ばせることです。ドローンはニュースでも取り上げられている通り、使用する側のマナーの問題でやや悪者扱いされているところがあります。ですので、法律的に使うのが面倒なものは手に入れたくなかったので、Dobbyはちょうどよかった。それでいて、カメラマン的にはプリントする時のことも考えて高画質であることは助かるところで、もしかしたら、これでなにか仕事ができるかもなんて思ったりもしたので、そこもこれを選んだ理由でした。

まずは家でテスト。妻からは脚立があれば撮れる写真だよね。とつっこみが、、

ひとまず家でテストしてみました。本当は障害物がない外でやった方が最初はよいと説明書に書いてあったのですが、すでに夜だったし、我慢ができなかったので家でやってみました。リモコンはiPhoneで、WiFiでDobbyと接続して操縦します。

そして、翌日いよいよ外へ出てみました。どこでもできるわけではないでしょと、ネットで色々調べてみたのですが、まず基本的にマナーはあるので、人の迷惑にならないようにすることや、人混みの中ではやらないことは理解できます。それから、東京都では条例で都立公園内では200g以上も以下もドローンを飛ばすのはNGになっているので、我が家の近所にある都立石神井公園は残念ながら対象外になってしまいました。なので、ちょっと車でいった埼玉の和光市にある大きな公園でチャレンジしてみました。

いきなり見えた富士山。みんなで興奮しました。

早速上空へ飛ばしてみると、関東平野の向こう側の山々が見えるじゃないですか、とかすかに白い突起のようなものが、まさか富士山！？リモートで写真を撮って後で拡大したところ、やっぱり富士山でした。物珍しさもありますが、いままでなかった目線を手に入れられたのは、童心にかえったような思いになりました。

カメラの角度を変えて、下を見下ろして撮影すると

Dobbyのレンズは手動だけど、角度を変えることができるので、下向きにして再度チャレンジ。

冬らしく影がなが〜くなりました。と、ここまでは面白く遊ばしてもらったわけですが、カメラマン的に気がついたは、やっぱり撮影するイメージがないと、ただのラジコンで終わってしまうということでした。フェリカスピコでも教室中に「まずはどんな写真を撮るかイメージしてください」と伝えています。最近ではドローンをはじめ、360°カメラ、GoProのようなウェアラブルカメラなど面白い目線で映像や写真が撮れるカメラが流行っていますが、いずれにしてもどんな作品にするかという明確なビジョンがないと、使ったはいいもののつまらない作品になってしまうというのは、普通のカメラと同じですよね。

イメージしてPhotoshopで落書きしてみました(なんて協力的な家族！)

と思いつつ。では、このドローンをどうやって使うのか、せっかく楽しい道具を手に入れたのに、悩んでしまいました。ということで、まず思いついたのが年賀状。ちょうど忙しすぎて手がつけられていなかったので、今年の年賀状の写真はドローンをつかって撮ってみます。最後の写真は写真とPhotoshopの機能を融合させたもの。まだまだ修行中ですが、せっかくなので、有効な使い道を模索していきたいと思っております。