godox A1で撮影

iPhoneでライティング

2018/01/18

技術

料理写真教室フェリカスピコの佐藤です。

日々、教室では新しい情報を提供できるようにインプットに努めていますが、今日はiPhoneで使えるストロボについて少し書きたいと思います。

トップのドーナツの写真はまさにそれで撮影したものになります。

細かい使い方については今月末1月29日に行われる「人工光ライティング教室」で申し上げるのでよろしければご参加ください。ちなみにパスワード設定など、買っただけではなかなか分かりづらいことも多いので注意してくださいね。

まずは被写体を調達しにミスドへ

まずは被写体を調達しにミスドへ

鎧塚シェフとコラボされているChocolate Collectionというのが目に止まり購入。撮影終わったら家族でおやつにしようかなと4つにしてみました(笑)。最近はSNS受けを狙ってかいろいろなお店がフォトジェニックな商品を出せれていて被写体選びも少し楽になったような気がします。

撮影環境です。超シンプル。

撮影環境です。超シンプル。

下の板はフォトデザインボードのベルベットブルー。これ、とても使いやすく洋でも和でもいい感じにしてくれる力があります。販売元のタカラ塗料さんはまた別の色も開発中みたいですよ。

GODOX A1

今回使ったのがGODOX A1

これは中国の照明機材を扱うGodoxというメーカーのA1という商品になります。教室にもよく来てくださるお友達の竹花さんが「こんなのありますよ」と教えてくださいました。Godoxの製品はamazonでも購入でき、なかなか優秀で価格が国内メーカーのものよりはるかに安く人気もあります。教室でもGodoxの製品はLEDを紹介しております。このA1については、iPhoneで同調するストロボということで、いままであまり見なかった種類の製品。Bluetoothで電波を飛ばして撮影と同時に光らせるというもので、これがあれば夜でもスマホで撮影できちゃう?のかなと思い早速私も購入してみました。価格は7000円くらい。攻めてますね〜。なかなか国内メーカーではできないと思います。

素晴らしいのこのマーク

素晴らしいのがこのマーク

で、このA1ですが、すばらしいのはiPhoneで使えるだけでなく、裏面をみるとしっかり技適マークがついているところ。技適マークとは「電波法令で定めている 技術基準に適合している無線機であることを証明するマーク」(総務省)でこのA1の底の真ん中にある郵便局のマークの上に雷のようなギザギザがあるものです。

これは、iPhoneでも設定>一般>認証とたどれば必ずついているものですが、国外メーカーの場合ついていないことも多く、そういったものを使えば使用者が電波法違反になり罰則とては1年以下の懲役又は100万円以下の罰金の対象となります。このマークがついていないものを使っても即座に逮捕されるものではありませんが、私は教室として違法のものを紹介したくないので、このことを学んでからはここはとても大事にしております。

それから三脚に使われている1/4inchネジ穴がついているもの便利ですね。わざわざライトスタンドを買わなくても三脚さえもっていれば高さの調整もできます。

設定がちょっと面倒

設定がちょっと面倒

ちょっと脅しましたが、このA1については合法なので、大丈夫ですよー。A1はiPhoneの専用アプリをAppでダウンロードして使います。パスワード設定やCameraのモードなど少し複雑なところもあるのでこれは1月29日の教室で説明します。ちなみに説明書は中国語と英語なので、分かりにくさ倍増。他国の言語が達者な人ならいいのですが、専門用語いっぱいの説明書って億劫ですよね。

レンズはこれ

撮影につかった

レンズはこれ。私のお気に入りのmoment社のtele lens。いまはiPhone6sですが、そろそろXに機種変したいと思っています。それで、ドーナツはどうなった?はいはい、撮影してみました。

撮影したばかりの写真です。

撮影したばかりの写真です。

こんな感じになりました。ライティングの方法についても、いま試行錯誤していますが、ここでどういうことをしたのかについてもちゃんと教室でお話しします。1月29日の教室は基本はカメラをつかったライティング技術についてお伝えし、その中で今回は特別にiPhoneでも撮影できるストロボ撮影についてお伝えします。機材も色々なものが登場し、ますます何を選べばよいのかわからなくなってきていると思いますが、無駄な買い物をしないためにもしっかりした知識を得ていただければと思っております。

godox A1で撮影

Instagramでレッタッチしました。

最後にこれはInstagramでレッタッチをかけたもの。スマホの写真は撮っただけのものは浅い感じがして面白みがありません。ですので、すこしアプリでメイクアップしてあげるとよりよくなりますね。ライティングの教室だけでなく、1月27日(土)にはスマホの写真講座をみなとみらいの東京ガスのショールームにて、28日(日)にはを世田谷の東京ガスのショールームで行いこちらではレタッチについてもお話ししますので、合わせてこちらもよろしくお願いいたしまーす。

スマホの写真もディバイス性能の向上や、それにまつわる商品の開発でだんだん良いものが安定して撮れるようになってきましたと昨今感じています。スマホ写真の教室はただいま色々な方面から出張教室でご依頼を受けており、当面フェリカスピコの体験教室では開催しない予定なので、スマホでよく撮影される方はよかったら上記のイベントにぜひご参加くださーい。

About Us

日本大学芸術学部卒業後、2003年に独立。広告、書籍、雑誌、web、などで撮影活動中。2011年に、フードフォト専門の写真教室「フェリカスピコ」を設立し、約4000人の受講者がいる。

Apple Store表参道、渋谷ヒカリエのイベント内でのレッスンも。「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日)、「Rの法則」(NHK)などメディア出演も多数。
> 料理専門の写真教室 フェリカスピコ

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