大阪スタイリング教室

2018/04/06

お知らせ

料理教室教室フェリカスピコの佐藤です。

3月末に大阪で開催したスタイリング教室についてのレポートになります。

大阪では前々から東京で月一で行なっているスタイリング教室をぜひとのお声を頂戴しており、今回満を辞してようやく開催することができました。

講師の赤沼さんによるデモンストレーション

講師の赤沼さんによるデモンストレーション

今回はスタリングの食器や食材を広げる場所が必要で心斎橋近くのレンタルルームを借りました。清潔感もありいい感じの空間。午前が和食、午後が洋食とテーマを分けて教室を行います。講師はフェリカスピコでもおなじみ(株)ペイザンヌのフードプロデューサー赤沼香織さん。年間で数千ものレシピ開発をされている実力のある方です。

東京から持ってきた和食器

東京から持ってきた和食器

特に和食のスタイリング教室は昨年から東京で初めて関西では初とのこともあり、募集開始から2日間くらいで予約は全て埋まりました。午後の洋食についても10名中8名が午前中の和食から参加されている方で連続でご受講されるというハードで濃い一日だったということですが、それだけ期待をされていたというのは教室を運営するものとしては、やっている意味があるのだと思える嬉さもありました。

実技で使う洋食器

洋食のレッスンで実技で使う道具

ならばそのご期待に応えたいと、私は東京から車で移動をし、赤沼さんがレッスンで使用されたり、参加者の方々が実技で使用される食器類を和洋合わせて運びました。講師との予定を合わせたり、宿泊先を考えたり、食材のことも考えたりといろいろとやるべきことが東京とは全く勝手がちがうので、なかなか頻繁に開催ができないのが実情なのですが、今回はだいぶ前から予定をたてて、ようやくここまでたどり着けました。

和食のスタイリング教室

食器について教えてくれました

流れは和も洋も同じく、座学 → 講師デモンストレーション → 実技という具合で最終的に参加者の方々が自ら作品を作って撮影してしめくくるという流れです。いままでなんとなくやっていたスタイリングから確かな理論を学び、それに合わせて動くことでテーマや実力にブレのないものが出来上がるようになります。特に和食は感覚ではすまないルールがあり、これについてはセンスの問題ではなく知らなければ恥ずかしい思いをしたり、仕事であれば間違えれば二度と仕事がこないなんてこともありえます。

質問もたくさんでました。

赤沼さんは優しくなんでも回答してくれます。

この日の参加者も飲食店で働く方、教室講師、食品メーカにお勤めの方など職種は様々で、質問は多岐にわたりたくさん出ましたが、その一つ一つに講師の赤沼さんが丁寧に答えてくれました。料理を盛り付ける際のルールにとどまらず、それを撮影するときにはこうすればああすればというところまで話が及ぶのはフェリカスピコが料理教室ではなく、「料理写真教室」だからだと思いますが、最終的に写真にするところを目標に私も撮影時にはいろいろとサポートをさせていただきました。

デモンストレーション

デモンストレーション

翌日はフォトデザインボードを作る、タカラ塗料さんでDIYの教室もあり、東京からボードを全種類持っていきました。せっかくなので、赤沼さんのデモンストレーションの時にはそれを使い分けて雰囲気を変えていきました。時間帯や食材を分けてスタイリングして行く様子を目の前で見ていただきどのように組み立てていくのかという手順を何もないところから作っていきました。

和食のデモ、朝食

和食のデモ、朝食

こちらは昼食、夕飯

こちらは昼食、夕飯

とメインの魚は変わらずに食器や下地を使い分けて異なる時間帯の料理に見せていくのはさすがプロフェッショナル。即興で講義をしながらこういうことができのはプロだからこそですが、皆さん一挙一動をみのがさず、メモと写真を撮りまくります。その間にもなぜこの皿を選んだのかなど質問は止まず、それに対しても、無意識に置いているわけではないのでしっかりした回答が返ってきていました。

洋の方は食材を変えています。

洋の方は食材を変えてデモンストレーション。

午前午後と連続で参加される方もいらっしゃるので、洋の場合は少し違うテーマで、こちらは食材を変えながらでモンストレーションをしてくださいました。そのあとは私が先頭に撮影をしてipadにすぐ転送し、それを見本にしていただきながら参加者の方全員で一つ一つ撮影をしていただきます。スタイリングしたものを全部構図におさめなくても世界観は伝わり、逆に切るべきところは切った方がメインの料理が目立つという説明をしています。光は基本的には自然光で、午後の最後は陽がくれたのでライティングの道具を出して撮影していきました。

デモが終わったら実技

デモが終わったら実技

それぞれにお題が渡され、こちらが用意した食材と食器などでテーマに合わせたシーンを作っていただきます。講義をしっかり聞いていないと手が動かないので、皆さん頭をフル回転させながら作業に入ります。

こちらは洋の方

こちらは洋の教室の様子

時にカメラを向けながら置いたものがしっかり構図に入るかチェックして行きます。できませんでしたでは仕事になりませんしね。この場の雰囲気は和気あいあいというより皆さん真剣な眼差しです。時に自分が苦手そうなテーマを渡されて「困った!」と思う方もいらっしゃいますが、こういう学びの場ではむしろ苦手なものが出てそれについてアドバイスを受けた方がラッキーとも言えますね。

実技の6作品 横アングル

実技の6作品 横アングル

実技の6作品 縦アングル

実技の6作品 縦アングル

すごい!しっかり形になっています。フェリカスピコではお料理の腕前は比較的高い方々が教室に参加さることが多く、その料理をどう写真にするのかを学びに来てくださいます。写真は誌面やwebなどでビジュアルで見せるには最終的にアウトプットされる部分にあたることが多いので、写真が自身の活動の価値を左右するものになります。

正方形も最近は多い構図です。

正方形も最近は多い構図です。

だからこそ、参加される方の多くは仕事目線であることが多く、私たちも趣味ではなく仕事としてどう料理を写真で仕上げていくかの追求方法についてお伝えしています。食の仕事は東京に集中しているわけではなく、日本全国に存在しますからどちらで開催しても求めて来てくださる方がいらっしゃるのは先日参加したフーデックスでも改めて思い知らされました。

作品3

作品4

作品3

洋食の方の皆さんの作品も素晴らしいものですね。今回来られた関西の方々の写真レベルは大変高いものがあり、正直にいいますと東京の方よりもレベルが高いなと思いました。特に西と東で対決しているわけではないので、特段問題はありませんが、ただ関西の方の意識の高さには驚かされました。

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大阪での教室もまた時を見てぜひ開催したいと思います。
次回は4月21日(土)に赤沼さんの本拠地の目黒は株式会社ペイザンヌさんで和食のスタリング教室を開催します。

洋食の方は5月26日(土)に「おいしいかわいい料理写真の撮り方」の著者でもある小坂桂さんにお越しいただき食器や下地選びのスタイリグ教室を行うことが決定しています。ちょっと遅くなりましたが、本日からそちらの募集も開始いたしましたので、スタイリングのいろはを学びたい方はぜひご参加ください。

フェリカスピコでは時代に合わせた意味のある教室を今後も開催していきます。

About Us

日本大学芸術学部卒業後、2003年に独立。広告、書籍、雑誌、web、などで撮影活動中。2011年に、フードフォト専門の写真教室「フェリカスピコ」を設立し、約4000人の受講者がいる。

Apple Store表参道、渋谷ヒカリエのイベント内でのレッスンも。「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日)、「Rの法則」(NHK)などメディア出演も多数。
> 料理専門の写真教室 フェリカスピコ

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