
DIY教室の後に・・-番外編-
2018/05/05
カメラ
3月末に開催したDIY教室、大盛況でした。
そのことについては
で詳しく書いております。さて今回はその後のお話。
無事に教室も終わってタカラ塗料さん、前日にスタイリング教室をしていただいたペイザンヌさんと一緒に
喋っていた時のことでした。今後のフォトデザインボードでこんなのあったら重宝するんじゃないのトークになりました。
東京では時々撮影中などに料理の作り手、撮り手としてこんなのあったらな〜というのは時々話をしており、今回はフードプロデューサーの赤沼さんからピンク系もあればというご意見が出て来ました。

キラーン! タカラ塗料の職人 大浦さん、とってもキュートです。
で、そんな話をしているとその日講師をしてくださった上の写真大浦さんが、「じゃ、今から作りましょっか!」とまさかの即興ボード作りを始めてくださいました。こんな贅沢はありません。

こんなボードがあれば〜
赤沼さんが見せてくださったのはPintarestの画像です。Pintarestはよくイメージを共有したり、探すのに仕事場でも使われますが、正直そういった使い方でいうならばInstagramよりハイクオリティーな写真を探しやすいです。で、こんなピンクの壁。ヨーロッパのどこかよいお家の素敵な壁ですねー。これが大浦さんの手にかかるとどうなるのか・・・

まずはー
ペンキ選びです。タカラ塗料さんの秘密の引き出しから色々な色が出てきましたー。大浦さんの目線で「これとこれとー、これかな」っと素早く使えるペンキをチョイスされました。

ピンクも色々
ジャン!こんな感じでした。ピンクなのに色とりどりー。すでに使ったペンキすら素敵です。裏にぼんやり見えているレンガも大浦さんが作ったフォトデザインボード。写真で読めるだけでも「Old Rose 、Strawberry Fields、Ajisai」とネームもなんだか美味しそうです。

白いボードが
ちょんちょんちょんちょんちょんちょんちょん。ペンキだからといって刷毛で塗るわけではなく、スポンジで叩きながら色付けしていきます。時にサーと線を引いて見たり、これがどんどんどんどん変わっていく様子がまたすごいんです。

作業中。。話しかけられません。
というのは嘘で、結構和気あいあいとおしゃべりしながら作ってくださいます。大浦さんの頭の中はどうなっているんでしょうか。こっちが冗談言ってる間に「わー画像に近づいている」と

かなり近い!
というか、むしろこっちの方が素敵です。もうなんだか感無量。なんだろもうブルーノ・マーズが私たちのために目の前で歌っているかのごとく、もう大浦さんの手さばきに完全によってしまっています。

試し撮り
肝心なのは写真映り。見た目だけでめでたしと終わるのではなく、そこはプロの集まりなので、新作のピンクのボードの上でスタイリングをしていただき、撮影をしました。ファインダーを覗きながらなんだかぞくぞくしました。「最高の遊びだなー」と。

完成。
できたのは、こんな感じのボードでした。最初のスマホの画面と見比べてみてください。
様々なピンクがのっていながら、細かく線のような模様も入り言葉では形容できないような絶妙なテクスチャーがあります。
最後は赤沼さんにプレゼント。超感激されていました。
私は写真で生計を立てていますが、こういう何かを作るという仕事をしていて幸せになるのは、まさにこういう時でもあります。
ジャズのセッションのようにみんなで同じ方を向いてその場のノリで本気をだして楽しみ合えるのってなんとも言えない奇跡でもありとても心がキューンとくる瞬間なのです。
さてさて、ちょとここのところ忙しくブログアップが遅れましたが、これで3月のDIY教室のレポートを終わりにします。
まだまだブログアップしたいこといっぱいありますので、近いうちにアップしまーす!
About Us

日本大学芸術学部卒業後、2003年に独立。広告、書籍、雑誌、web、などで撮影活動中。2011年に、フードフォト専門の写真教室「フェリカスピコ」を設立し、約4000人の受講者がいる。Apple Store表参道、渋谷ヒカリエのイベント内でのレッスンも。「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日)、「Rの法則」(NHK)などメディア出演も多数。 > 料理専門の写真教室 フェリカスピコ