花森安治の仕事

世田谷美術館「花森安治の仕事」

2017/02/12

カメラ

世田谷美術館で行われている企画展「花森安治の仕事」に行ってまいりました。

花森安治さんは、雑誌「暮しの手帖」の創刊からの編集長を1978年まで務められたジャーナリストです。
私が語るまでもなく、有名な方ですが、知らない方でもきっと楽しめる企画展だと思います。

編集長でありながら編集者、 グラフィックデザイナー、ジャーナリスト、コピーライターなどを兼任しどの分野でも素晴らしい結果を残し、今回の展示物からも文章や絵や写真の端々で、その時の気持ちや、性格、生き様が垣間見れました。

大人用と子供用のチケットのデザインが違うのもポイント

大人用と子供用のチケットのデザインが違うのもポイント

 

今回は休日ということもあり、子供たちも連れて家族でお出かけです。

昨年はNHKの連続ドラマ小説で「とと姉ちゃん」をやっており、家族で毎日見ていたので、子供達にも理解しやすいと思いました。

世田谷美術館のお隣は砧公園。子供づれでも楽しめます。

世田谷美術館のお隣は砧公園。子供づれでも楽しめます。

 

もちろん、展示内容は写真に撮ることはできませんので、館内の写真はありませんが、戦時中のからの話からはじまり、戦後、暮しの手帖での活躍、その他のところでの活動がわかったり、原画で見られたので、私はとても感動しました。当時の暮しの手帖のつり革広告などの文章を読むと、とてもストレートな内容でそのユニークさにで時折笑ってしまうこともありました。

今回の図録ではないのですが、最後にミュージアムショップで「花森安治のデザイン」という本を買いました。

今回の図録ではないのですが、最後にミュージアムショップで「花森安治のデザイン」という本を買いました。

 

暮しの手帖では1958年から表紙で写真が扱われるようになります。

購入した「花森安治のデザイン」という本では、その点についても触れております。私はカメラマンだからと思って写真にこだわって仕事をしていますが、花森安治にとっては、カメラは絵の具やペンと同じような表現する道具の一つだったということでしょう。とても真似できなことではありますが、いまでも素晴らしいと思えるデザイン的な写真に本当に感心させられます。

終わりは砧公園でちょっとだけ遊んで帰りました。良い天気の日曜日。さあ、帰って仕事の続きをしなければ〜

終わりは砧公園でちょっとだけ遊んで帰りました。良い天気の日曜日。さあ、帰って仕事の続きをしなければ〜

 

 

About Us

日本大学芸術学部卒業後、2003年に独立。広告、書籍、雑誌、web、などで撮影活動中。2011年に、フードフォト専門の写真教室「フェリカスピコ」を設立し、約4000人の受講者がいる。

Apple Store表参道、渋谷ヒカリエのイベント内でのレッスンも。「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日)、「Rの法則」(NHK)などメディア出演も多数。
> 料理専門の写真教室 フェリカスピコ

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