和食のスタイリング教室

2018/03/23

カメラ

先日のこと。

毎月行っているスタイリング教室。1月は和食がテーマでした。

和食のスタイリング教室は昨年から開催しており、会場は目黒の株式会社ペイザンヌさんのスタジオになります。ペイザンヌさんとは3月上旬に行われたFOODEX JAPAN2018でも一緒に出展をさせていただき年間を通して本当にお世話になっております。

優雅な空間でレッスンをしています。

優雅な空間でレッスンをしています。

講師はペイザンヌのフードプロデューサーの赤沼さん。色々な現場を渡り歩き、和食に限らずどんなお料理のお仕事も素早くできるスペシャリストです。一昨年の年末あたりにスタイリングの教室でご協力いただけないかと相談をし、その時に「和食について伝えたい」というご要望をいただいたことでこの教室は生まれました。昨年末には特別篇としておせち料理の教室も開催しました。

和食のいろはを優しく解説してくれます。

和食のいろはを優しく解説してくれます。

上の写真は曲げわっぱの正面について勉強をしている様子ですが、春が近づくとお弁当の撮影が多くなり、実際私もこのことを知っていることで撮影で間違いを起こさずにすみました。和食のスタイリング教室では和食ならではの規則や覚えておくべきポイントまた、それが何故なのかの理由も詳しく説明していただけます。その他にも料理の下にしく“かいしき”のことや、器の組み合わせなど普段の撮影で困らないように細かく要点を絞って教えてもらえます。

赤沼さんがお手本を見せてくれます。

赤沼さんがお手本を披露してくださいます。

座学が終わったら赤沼さんのデモンストレーション。同じ食材を使ってテーマを分けてスタリイグし、異なるテイストにスタイリングを組み立てて行きます。参加される方は見るだけではなく、手元の写真を撮っておられたり、忘れないように一生懸命メモを取ったり4時間結構忙しくされています。参加者の中にはときどきプロのスタイリストやカメラマンもおり、みんさんインプットをしにきています。なぜ職業がわかるかというとカメラが専門的だったり、質問の内容が玄人だからです。でも特にプロは参加禁止にしているわけではないので、どんどんいらしていただければと思っております。

左がお昼ご飯。右がお父さんの晩酌がテーマ。

左が朝ご飯。右がお父さんの晩酌がテーマ。

その場には私フェリカスピコのカメラマン佐藤も同席していますが、私は撮影で皆さんをサポートしています。上の写真もテーマによってライティングを変えており、そんな小話もちょいちょい挟ませていただきながらデモが終わったら参加者の皆さんによる実技に入ります。

実技で使う食材!

実技で使う食材!

これは一部ですが、実技で使う食材は多種多様。こちらから出したお題で、座学で習ったことをもとに和食のシーンを組み立てていただきます。いままであまりこういう経験のない方にはスパルタですが、いままでやっていて形にならなかったという方はおりません。4月21日(土)も同様に和食のスタリイング教室を行いますので、まだ参加されたことのない方はぜひいらしてください。

たくさんあるのは食材だけではありません。

たくさんあるのは食材だけではありません。

和食器もテーブルいっぱいに広がっています。なかなかこれだけの数を目の前にスタイリングをする機会はないと思いますが、だからこそ皆さん自由に楽しんで器を選んでいます。まずは何を作るかイメージを固めていただき、それから器選びという流れで行うと、迷わずにすみます。

集めた器や食材で実際に組み立てていきます。

集めた器や食材で実際にシーンを組み立てていきます。

一つの舞台を組み立てていくように動くわけですが、あくまで撮影用のものなので、時折カメラを向けて自分が想像している構図にしっかり入るかチェックしていきます。実際に撮影をした時に、「あれせっかく置いたのに入ってない」なんてことがないようにはしたいですよね。

これが出来上がった作品です。

これが出来上がった作品です。

素晴らしいですね。それぞれに個性があり、同じものにかぶるということはまずありません。器の上に器をおくというスタイルも上品で面白いですねー。

作品2

朝ごはん。これも参加者の方の作品です。

普段食べる食材でも、盛り付けやスタイリングを変えるだけで、一段とよいものに見えますね。でも格好良く見せてもルールを間違えてしまっては、恥ずかしい思いをしてしまいます。いまの世の中ではそれだけでは済まされず、そのままSNSに載せてしまっては時に炎上してしまうことだってあるのが怖いところ。

同じ食材

同じ食材でも装いが違うと全く違うものに見えます。

赤沼さん曰く「ルールを知っている人があえて崩すのと、知らない人が知らないまま間違えるのとは大きな違いがある」と。見る人が見ると分かってしまうのですねー。私も長年写真をやっていますが、写真を見ると撮影者の感情やその時の様子がわかるような気がします。

作品5

特徴的なお皿を使っています。

皆さん、「どうしよどうしよ」といいながらも、ちゃんと形にしてくださります。作ったものは私もこういったところで使用させていただくのに必ず撮影をしていますが、仕事で撮影をするようなスタイルでやっておりますので、どういう機材をどう使っているのかなども余裕があればチェックしていただけるといいかなと思います。

作品4

皆さん素晴らしい作品でした。

フェリカスピコの体験教室は基礎人工光ライティングフォトレタッチスタイリングとテーマを分けており、どれも単発で一回の参加で多くのことがわかるようにしています。体験と銘打ってもはや体験というほどライトな内容ではないことはよくつっこまれることですが、内容が薄いより何倍もいいですよね。次回の和食のスタイリング教室は4月21日(土)目黒のペイザンヌさんで14時~18時に開催します。午前中は基礎の写真教室がありますので、もちろんダブルヘッダーで参加されるのもOKです!料理写真でお困りの方は、プロが伝える料理専門の写真教室フェリカスピコに是非いらしてください。

About Us

日本大学芸術学部卒業後、2003年に独立。広告、書籍、雑誌、web、などで撮影活動中。2011年に、フードフォト専門の写真教室「フェリカスピコ」を設立し、約4000人の受講者がいる。

Apple Store表参道、渋谷ヒカリエのイベント内でのレッスンも。「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日)、「Rの法則」(NHK)などメディア出演も多数。
> 料理専門の写真教室 フェリカスピコ

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